高血圧 症状

日本では、およそ4,000万人の人が高血圧であるといわれています。
それは文化的に、塩分の多い食事を摂ることが多いからという理由が
関係あるかもしれません。

また、ストレスといった精神的なダメージが、
高血圧を引き起こす原因になるケースも、
最近はとくに多くなっているようです。

しかしながら高血圧の場合でも、大半の人にはその自覚症状はありません。
つまり、自覚症状が出てしまうときには、
深刻な状態になってしまっているともいえるでしょう。

そもそも血圧とは、心臓から送り出された血液が血管を
通って全身の臓器に送られる歳に、動脈の壁にかかる圧力のことをいいます
。
つまり高血圧ですと、それだけ動脈などの血管に
負担を掛けてしまっているというわけです。

前述の通り、高血圧の大半は自覚症状がありません。
しかしそれが長年続くと、動脈硬化を進行させることにつながります。
あるいは、心筋梗塞や脳梗塞といった、
血管が詰まってしまうことによる心臓や脳へのダメージが
出てきてしまうおそれがあるといえます。

そのほかの病状としては、脳出血や脳卒中といった、
深刻な脳の病状を生み出してしまうということです 。

また、心不全や腎臓にも障害が生じるという研究結果も多くあります。
とくに腎臓に対する障害の場合、高血圧によって腎臓の機能を低下させ、
腎機能障害を起こってしまうと、さらに高血圧の症状が
悪化してしまうといった悪循環に陥りやすいともいわれています。