ポインセチアの育て方

クリスマスの時期になると、よく見かけるようになるポインセチアですが、
原産地はメキシコで、実は寒さにはあまり強くありません。

しかしながら、きちんと手入れをしていけば、自宅でも栽培することができるようです。

まず、ポインセチアは、昼の長さが12時間位内になると、
花芽ができてくる短日性の植物であるということを、理解する必要があります。

日光以外でも、わずかな電灯などの明かりにも反応してしまうため、
夜はできるだけ暗いところに置く必要があります。

また、春から秋にかけての時期は、屋外の陽に当たるところで管理をし、
11月頃に室内に置くようにするのがいいでしょう。

室内温度を最低でも7度くらいに設定し、日中は20度、
夜は12度くらいになるのが理想的です。

水のやり方については、冬の場合は鉢が乾いているようならば、
水をやった時に鉢の下から水があふれるくらいまで、
十分な水量を与えることが重要です。

春から秋にかけても同じように、鉢の土を乾かさないように水分を与えてください。
夏場は毎日、ごぜ中に水を与えるのがいいでしょう。

肥料については、4月から9月の間は、1週間か10日に1度の割合で液肥を与えてください。
それ以外の冬の時期については、肥料は必要ありません。

実際に開花した後は、咲き終わった花や黄色く枯れてきた葉を、
茎を残した状態で摘み取っていくのがいいでしょう。

また、花を増やしたい場合には、5月から7月に挿し木をしてあげることで、
増やすことができます。