よく天気予報で、「台風は○○で温帯低気圧に変わりました」などという言葉を耳にする事があると思いますが、温帯低気圧とはどういう事なのかご存知でしょうか?
温帯低気圧というのは、経度30~60度付近の温帯で発生する低気圧です。
温帯低気圧の特徴は、北からの寒気と南からの暖気がぶつかってできる温度差の大きい所で発生します。
台風や熱帯低気圧との違いは、同じ仲間でありながら規模が違うという事です。
まず、熱帯低気圧は亜熱帯や熱帯で温かい海水見よって温められた空気が大量に上昇する事で空気が渦を巻いて暴風となるもので、台風はそれが更に発達して風速が「17.2m/s」超えた事を指します。
天気予報で、台風は温帯低気圧に変わった事で注意を促しているのは、熱帯空気圧である台風に冷たい空気が流れる事で(温帯低気圧)、台風よりも強い雨や風が発生する恐れがあるので、台風ではなくなったけど引き続き注意が必要という意味なのだそうです。